空にかけたる 二次の夢

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『新装版 恋風 1 』購入

写真 (18)
かつて妹属性持ちの人間を大いに悶えさせた『恋風』が新装版で登場。
当時熱狂的と言えるほどに夢中になっていた俺がスルーできる筈もなく。

当時のコミックスは引っ越しのドサクサで紛失してしまったので、読み返すのは
ひさかたぶりになるのですが、やっぱり七夏はすさまじく可愛いなぁと改めて思ったり。
あとがきで吉田先生も触れているように、今と絵柄はだいぶ違いますが
古いだの新しいだのを気にするのが馬鹿らしくなるほどに、妹である七夏の可愛さが極まりすぎていてもう。

そしてそんな七夏の可愛さが極まれば極まるほど、実の妹である彼女に惹かれる耕四郎の
駄目っぷりまでもが極まっていってしまうという。
数年ぶりに読んでも、あの下着クンクンとその後の描写のいたたまれなさときたら…。

 この場面に限らず、耕四郎の内面描写って、当時も読んでてけっこー凹むものがあったんだよなぁ。
嫌悪感や拒絶を抱くのではなく“凹む”というのがポイントで、耕四郎の心の動きにたいして
痛いなぁと思いつつも、妹属性を持つ身としては彼を完全否定できないというジレンマが。

それでもどうにか“いいお兄ちゃん”であろうと耕四郎は頑張っていたのに、
七夏のほうが彼を兄以上の存在として好きになってしまうという泥沼っぷり。
「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」などという軽いノリが通用する世界ではないので
現実からの制約やそれによる犠牲なんかも容赦なく生々しく描かれます。

こう書くと陰々滅々とした鬱漫画っぽく感じられますが、温かみのある絵柄や物語としてのテンポの良さ、
キャラの心の機微を丁寧かつ繊細に描いているので、切なさは感じつつも暗い気持ちにはならないかと。
というか1~2巻ではまだそこまで深いところまで踏み込みません(例のクンクンを除く)

 血縁の兄と妹が惹かれ合うという題材自体がダメ、って人にはあえて薦めませんが、
自分のようなかつての読者だけでなく、この新装版を機に多くの人に手にとってほしいなぁと思っていたり。
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